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ワンストップ プレジョンファクトリー（精密工場）

日本のスイスといわれる東根市野川に、精密機器国家スイスをモデルとしたキレイな工場を造りました。

環境、風景、地盤、気候、人柄、色使い全てがスイスと似ています。

建物は、事務・厚生棟、加工工場、熱処理工場の3棟を有しております。

外壁塗装は、光触媒塗料 ハイドロテクトコートを使用しました。自己浄化作用と空気浄化作用のある、地球に優しい建物です。

特に工場は、精密加工を行うために、地盤調査を実行して硬質地盤（強い地盤）を選定しました。

地盤は、岩盤のみならず砂礫を含み、地耐力と振動の減衰性に優れた、正しく精密加工に最適の地盤です。

精密加工用の工作機械の設置は8トン以上/㎡が理想とされており、通常コンクリート打設をして地盤を強化します。

当社地盤はそのものが21.4トン/㎡あり、その上にダブル鉄筋300ミリコンクリートを2層に打設しており、さらに強化しています。スイスのような山あいの環境は、精密加工に打ってつけです。

スイスモデルの経緯スイス企業との提携を機に、その交流を通じて精密機器を産み出すバックグランド（enviroment and perspectives）から大きな影響を受けスイスモデルを実施しました。その結果スイスの方から「いい環境と雰囲気だ。スイスよりスイスらしい！」と驚かれるまでになりました。「Wow good scenery is ! The environment and buildings are Swiss more than Swiss.（Mr. Beat)]

当社は地球環境を考え現有の建物をリノベーションしました。before・after を紹介させて頂きます。

リノベーション資料ダウンロード

事務・厚生棟

• 事務・厚生棟：452㎡（140坪）
• 受電設備： 3相 700kVA

加工工場

• 加工内容：マシニングセンター（切削）、平面研削、成型研削
• 面積：1,360㎡（412坪）
• 全長：40×34M
• 容積：12,138㎥

工場の特長　恒温対応、強地盤、空気がキレイ

• 建物外壁は、アイジー工業殿製 断熱材金属サイディング25ミリを内・外壁に2重に使用しています。これは、モルタルコンクリート500ミリに匹敵（アイジー工業殿資料）し、外気温影響を低減しています。工場内の気温が、年間を通じて一定に保たれるため、精度の高い製品を造るのに適しています。
• 天井にサイクル扇8機設置し、上部との温度差2℃（冬期）程度に抑えています。シャッター・屋根材・窓・扉も全て2・３重構造により外気温影響を低減しています。
• 工場は、地盤を調査して設置しています。地耐力は約21.4トン/㎡あり、強固な地盤です。精度の高い製品は、強固な地盤を基礎として造られます。
• 加工機は全密閉カバーを取付（自社製）かつ集塵機を設置しています。空気もキレイな工場です。

マシニングセンター

〈BT50 重切削タイプ〉
　4000×1000

〈BT40 高速切削タイプ〉
　1300×700
　早送り速度40M 内部給油

〈BT50 高速重切削タイプ〉
　3000×1000
　DDS 12,000rpm 内部給油

加工例

高硬度材アナ加工　硬度がHRC60以上のワークにアナ加工中。基準面からのアナ位置精度が0.01と高精度のため、焼入れ外周仕上研削後アナ加工を行っています。3ｍ近い大型ガイドです。

HRC58以上の高硬度製品に対しても、アナ、タップ、長穴、溝加工対応可能です。
高硬度にアナ開け加工完了

クリープフィード研削盤例

スイスメーゲル社製CNCプロファイルグラインダー トリオ

CNC制御で砥石を成形 試作にも量産にも使用可能。

クリープフィードとは、送り速度を300〜1200/minとして、切込を通常の数百倍で研削する方法です。この技術をスイスから学び、機械を導入しました。

当社では、研削代0.2の場合 F=1,000/min にて1パスで加工をします。通常の仕上平面研削切込0.002　Ｆ=18,000/min（×ターン損失20%）と比較すると、砥石幅1ミリ当りの研削量㎣は、 クリープフィード研削200㎣/min:平面研削29㎣/min と約5倍の仕事量になります。

低コスト＆高精度量産に対応可能です。

〈500×350〉

〈900×350〉

〈1300×350〉

加工例

平面研削盤

生産効率向上のため、インバーターやシーケンス制御等の改良が施されています。また、すべての機械に手作りスプラッシュカバーを取付、集塵機で加工ミストを吸引しています。精度の高い製品は綺麗な工場から生まれるの思想にもとづいています。

小型

〈サドル・コラム型〉
　平面研削盤
　600×300〜3000×600

大型

自社製スプラッシュカバーが取り付いた門型平面研削盤
4000×1000

〈門型平面研削盤〉
　4000×1000
　3000×1000

研削盤には全機「ウルトラファインバブル発生装置」を取付けています。ナノメーターのバブルを発生させ、この泡が研削時に破砕されることにより、・加工熱の除去・スラッジの除去（目詰まり防止）・刃先の保持（目こぼれ、目つぶれの防止）といった、キャビテーション効果が期待されます。

熱処理工場（Heat Treatment Factory）

〈外観〉

処理内容：ズブ焼入（油冷・空冷）、焼鈍
最長処理長さ：焼入1620ミリ、焼鈍2300ミリ 面積：132㎡（40坪）
サンドビック社製 モジュラーヒーター電気炉
焼入用加熱炉、チッソガス雰囲気、3層デジタル温度制御
外部依頼は、全長4000ミリまで可能です（高周波・ズブ焼鋼ともに）。

〈工場内部〉

熱処理炉は、本体をピット型（地下に設置）として作業性、安全性を高めています。
立型円筒炉による、ワークの均等面加熱、均等面冷却で歪を最少にします。

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